インターネット上では、今もなお彼女の姿を捉えた画像を求める検索が絶えない。しかし、実際に世に出回っている写真は極めて少ない。結婚記者会見時の古い映像や、週刊誌が過去に捉えたわずかなモノクロ写真が、デジタルアーカイブの片隅に残っている程度だ。
この情報の少なさこそが、かえって大衆の好奇心を刺激している。情報過多の令和において、「見えないものほど見たくなる」という心理が働くのは自然なことかもしれない。だが、そこには単なる覗き見根性だけではない、フミヤのファンが抱く「彼女への敬意」も混ざり合っている。彼のクリエイティビティを支え続けたミューズのリアルな姿を、ひと目見てみたいという純粋な憧れだ。