須藤凜々花のアイドル人生を語る上で避けて通れないのが、2015年にリリースされたNMB48の12thシングル『ドリアン少年』でのセンター抜擢と、2017年6月17日に沖縄で開催された「AKB48 49thシングル 選抜総選挙」での電撃的な「結婚宣言」です。
自己最高位となる20位(獲得票数31,779票)にランクインした直後のスピーチで、彼女はマイクを握り締めながら「私、NMB48須藤凜々花は結婚します」と言い放ちました。会場にいたメンバーや司会の徳光和夫氏、そして中継を見守っていた数百万人の視聴者を凍りつかせたこの一幕は、アイドルの「疑似恋愛ビジネス」の根幹に風穴を開ける大騒動へと発展しました。
当時報じられた旦那(夫)の人物像は、愛媛県出身で医療関連職(理学療法士など)に就く一般男性です。2人の出会いは須藤凜々花の母親の誕生日パーティーであり、男性はもともとNMB48のファンでもありました。幾度にもわたるアプローチの末に交際へと発展し、週刊文春によるスクープ報道の直前に、自らの口から総選挙の壇上で宣言するという前代未聞の決断を下したのです。
その後、2017年8月にNMB48を卒業した彼女は、2018年4月19日に婚姻届を提出して正式に入籍を発表。ワイドショーやバラエティ番組への出演を続けながらも、2019年1月31日をもって潔く芸能界を引退しました。この一連のスピード感あふれる決断は、彼女が持つ極端なまでの「自己決定へのこだわり」を象徴しています。