48カ国体制となったことで、従来の「上位2カ国が自動的にベスト16へ」という構図からルールが一変しました。ノックアウト初戦を突破してワールドカップベスト16進出条件を満たすためには、まずラウンド32という巨大な関門を突破しなければなりません。
グループステージにおける「3位通過枠(12組中8チーム)」の争いでは、勝ち点だけでなく得失点差、総得点数、さらにはフェアプレーポイント(イエローカード等の少なさ)までが厳格に比較されました。薄氷の思いで決勝トーナメントへ滑り込んだ3位通過国は、失うものがないチャレンジャー精神でシード上位国を脅かす存在となります。
決勝トーナメントでは引き分けが存在せず、同点の場合は15分ハーフの延長戦、それでも決着がつかない場合はPK戦が行われます。一瞬の油断が命取りとなるノックアウトルール特有の緊張感が、ピッチ上のドラマをさらに加速させます。