混乱を避けるため、小売店や飲食店、さらにはECサイトの現場では「~円弱」「~円強」という表現を意図的に封印する動きが広がっている。特にセルフレジやキャッシュレス決済が定着した現代において、曖昧な価格表現は顧客の誤解やクレームの要因になりかねない。
都内の大手居酒屋チェーンでは、宴会コースの案内から「4000円弱」といった表記を完全廃止。「3900円(税込)」や「1000円以下でお楽しみいただけるメニュー」といった具体的な数字や、誤解の生じない言葉への置き換えが進んでいる。正確な価格表示こそが、現代のカスタマーエンゲージメントにおける基本ルールとなりつつある。