営業終了直後からSNSやコミュニティ掲示板では、「再開発ビルの中に最新型のバッティングセンターが入居するらしい」「新・神宮球場の完成時に併設オープンするのではないか」といった期待を込めた再開の噂が後を絶ちません。この言説について、公表されている都市計画決定図面および環境影響評価書を精査したところ、極めてシビアな現実が浮き彫りになりました。
結論から申し上げると、現時点で再開発エリア内に明治神宮外苑バッティングドームが移転・再建される計画は一切存在しません。
新しく建設される複合棟や新・神宮球場には、最新の商業施設、ホテル、オフィス、屋内テニスコートなどは計画されているものの、バッティングセンターのような天井高と広大な投打間スペースを要するアクティビティ施設は専有面積あたりの収益性や構造設計の制約から、計画図面から完全に除外されています。関係者の証言や再開発の基本設計書を確認しても、単独の民間打撃練習場として復活させる動きはなく、ファンが抱く「一時的な休業であり、いずれ戻ってくる」という希望的観測は、残念ながら都市開発の優先順位の前に打ち砕かれているのが現状です。