多くのファンや解説陣の間で議論を呼んでいるのが、2026年のMリーグMVP争いにおける各選手の明確な明暗です。前評判の高かった実力派雀士が思わぬ苦戦を強いられる一方で、新戦力や中堅雀士が驚異的なアガリ率を記録してトップ戦線へ躍り出る事態が起きています。
躍進を遂げている選手の勝因として挙げられるのが、トップ率や平均打点の劇的な向上です。かつてのような「手役重視」に偏るのではなく、状況に応じたスピーディーな仕掛けと高打点のリーチ判断を完璧に使い分けています。勝負どころで見せる満貫・跳満クラスの決定打が、スコアを大きく押し上げる原動力となりました。
対照的に、苦戦を強いられている選手に見られる共通の敗因は、勝負手を入れた局面での「めくり合いの敗北」と、そこから生じる失点スパイラルです。現代麻雀のトレンドである高速化に対応しようとするあまり、打点が伴わないアガリにとどまり、相手の親満貫に捕まるケースが目立ちました。紙一重の選択が大きなポイント差となって表れる点が、Mリーグの残酷かつ魅力的な真実です。