韓国大統領選でなぜ反日は繰り返されるのか?2026年最新情勢と対立の真相

韓国大統領選でなぜ反日は繰り返されるのか?2026年最新情勢と対立の真相

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韓国の大統領選挙は、国民の直接投票によって行われ、得票数が1票でも多い候補者が当選する完全小選挙区的な性格を持つ。この勝者総取り(Winner-takes-all)のシステムが、社会を真っ二つに分断する激烈な保革対立を加速させる。

韓国政治の二大潮流である「保守派(現・国民の力)」と「革新派(現・共に民主党)」は、対日認識においてまったく異なる世界観に立脚している。保守派は日米韓の安全保障協調と経済的実利を優先し、歴史問題には一定の区切りをつけようとする傾向が強い。一方の革新派は、民族自主や歴史的正義の清算を最上位に掲げ、日本に対する妥協を「親日独裁勢力の残滓」とみなして徹底追及する姿勢をとる。

項目保守派(国民の力など)革新派(共に民主党など)編集部の見解・評価基本スタンス日米韓安保連携・経済実利優先歴史的正義の究明・対中協調・南北融和政権交代のたびに対日方針が180度転換する構造的脆弱性歴史問題へのアプローチ政府主導の解決策提示(肩代わり弁済など)被害者中心主義・日本の直接謝罪と賠償要求革新派は国際合意よりも国内世論の納得感を最優先する傾向選挙時の対日発言抑制的(ただし支持率低迷時は強硬化リスクあり)極めて攻撃的(「親日政権打倒」のスローガン化)李明博氏のように保守であっても任期末期に反日へ舵を切った前例あり支持層の世代分布60代以上(安保保守)および20代男性の一部40代・50代(民主化運動を経験した世代が中核)反日意識が最も強固なのは民主化闘争の記憶を持つ40〜50代層

歴代政権の軌跡を振り返ると、1998年に金大中(キム・デジュン)大統領と小泉純一郎首相が「日韓共同宣言」を発表し、文化開放を進めた稀有な成功例はあるものの、多くは反日の罠に捕らわれてきた。保守の李明博(イ・ミョンバク)大統領は任期末期の2012年に支持率浮揚を狙って歴代大統領として初めて島根県・竹島に上陸。続く朴槿恵(パク・クネ)政権は「加害者と被害者の立場は千年の歴史が流れても変わらない」と世界中で告げ口外交を展開した。

その極致に達したのが革新系の文在寅(ムン・ジェイン)前政権である。元徴用工判決や慰安婦合意の事実上の破棄を容認し、官製不買運動(NO JAPAN)を煽り立てた結果、日韓関係は国交正常化以来最悪とまで称される氷河期へと突入した。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。