緑内障で飲んではいけない薬の真実!市販風邪薬や胃腸薬の禁忌を完全解説

緑内障で飲んではいけない薬の真実!市販風邪薬や胃腸薬の禁忌を完全解説

緑内障で飲んではいけない薬の真実!市販風邪薬や胃腸薬の禁忌を完全解説の主要なニュースを丁寧にまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

インターネット上の医療情報において、しばしば見られる誤解の一つが「レーザー虹彩切開術(LI)や白内障手術を受けたら、二度と禁忌薬を気にする必要はない」という極論です。

確かに、閉塞隅角緑内障の治療として行われる「レーザー虹彩切開術」や、厚くなった水晶体を取り除いて薄い人工眼内レンズに置き換える「白内障手術(水晶体再建術)」を受けると、物理的に隅角が大きく広がり、房水の流出路が確保されます。日本緑内障学会の診療ガイドライン等でも、隅角が十分に開通した状態であれば、抗コリン薬による急性閉塞のリスクは劇的に低減するとされています。

しかし、ここで最大の落とし穴となるのが「自己判断の危険性」です。レーザー切開後に時間の経過とともに孔が塞がってしまうケースや、隅角の一部に癒着(周辺虹彩前癒着:PAS)が残存している場合、依然として房水流出機能が脆弱な状態が続いていることがあります。手術を受けた経験がある場合でも、眼科の定期診察で「隅角が完全に開通しており、抗コリン薬を服用しても問題ない状態である」旨を眼科医に確認してもらい、お薬手帳にその旨を記載してもらうことが必須条件となります。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。