Q1:一番果を収穫する前に下葉が黄色くなってきました。追肥しても良いですか?
A1:定植から一番果収穫前の段階で下葉が黄色くなる場合、元肥不足の可能性もありますが、大半は定植時の根傷み、過湿による酸欠、または低温障害が原因です。この段階で化成肥料を投入すると根に過度な負担をかけるため、まずは追肥を控え、土の過湿を避けて様子を見てください。どうしても樹勢が回復しない場合は、規定より2倍程度薄めた極めて薄い液体肥料を1回だけ水やり代わりに与えるか、市販の植物活力剤を用いて根の活着を最優先に促します。
Q2:プランター栽培で化成肥料を使う場合、どのくらいの量をどこに置けばいいですか?
A2:標準的な野菜用プランター(深さ30cm、土容量約20〜25L)に1株植えの場合、1回の追肥量は普通化成肥料(8-8-8)で約5〜10g(小さじ1〜2杯程度)が目安です。置く場所は、株の根元ではなく「プランターの四隅や縁に沿った場所」に分けて置き、指先で表面の土と軽く混ぜ合わせます。根が伸びてプランターの壁面に当たっているため、縁に施すことで最も効率的に吸収されます。
Q3:追肥を定期的に行っているのに、曲がり果ばかりができてしまいます。何が足りないのでしょうか?
A3:追肥を行っているにもかかわらず曲がり果が連続する場合、原因は肥料ではなく「水不足」または「着果過多(実の生らせすぎ)」が強く疑われます。きゅうりの果実の約95%は水分です。猛暑下で土が乾燥すると、土中に肥料分があっても吸い上げることができません。また、1本のつるに同時に何本もの実を肥大させていると株がエネルギー切れを起こします。曲がった実は小さいうちに摘み取って株の負担を減らし、朝夕の涼しい時間帯にたっぷりと深くまで届く水やりを徹底してください。