カトリック系やプロテスタント系の名門女子小学校では、100年近く原型を変えずに受け継がれてきた芸術的なセーラー服が今も憧れの的となっています。
白百合学園小学校のセーラー服は、胸元に咲く清楚な白い百合の刺繍と、凛とした白タイの組み合わせが圧倒的な気品を放ちます。襟のラインやカフスの仕立てに至るまで計算し尽くされており、カトリック校の清廉な教育方針を視覚的に象徴しています。
雙葉小学校の制服は、深い濃紺のウール地に落ち着いた折り目正しいプリーツスカート、そして特徴的な黒の蝶タイが醸し出す重厚な歴史美が際立ちます。華美さを廃し、内面の美しさを磨くカトリックの精神性が一着の衣服に見事に結実しています。
東洋英和女学院小学部の制服は、シックな濃紺セーラーに映える鮮やかなガーネット(深紅)のネクタイと、ゴールドに輝く校章が印象的です。カナダ人宣教師によって創設された歴史を感じさせるハイカラな美意識は、時代を超えて多くの受験生家庭を魅了し続けています。