2014年11月に高倉が急逝した直後、小田氏が養女として全財産を相続したことが発覚すると、世間には大きな激震が走った。都内の膨大な不動産、金融資産、車やクルーザー、映画の二次利用権など、総額は40億円を下らないと噂された。
特に物議を醸したのが、高倉が生前こよなく愛した世田谷区の邸宅が、死去からわずか数年で解体・売却されたことだ。さらに、長年大切にしていた愛車やクルーザーの処分、さらには故郷・福岡県中間市にある墓所に遺骨を分骨しなかった対応などをめぐり、高倉の実妹や甥といった血縁者との間に大きな溝が生じた。
実の親族でありながら、死去の事実すら事後報告で知らされた妹側の困惑は深く、一時は週刊誌などを通じて批判の姿勢が報じられる事態に発展。「伝説のスターの遺品や思い出が次々と消し去られていく」との映画ファンの嘆きも重なり、遺産継承をめぐる議論は過熱を極めた。