ゴールデンカムイ月島軍曹の過去と結末|いご草ちゃんの真実と救い

ゴールデンカムイ月島軍曹の過去と結末|いご草ちゃんの真実と救い

今注目を集めている ゴールデンカムイ月島軍曹の過去と結末|いご草ちゃんの真実と救いについて、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

月島基という男の根底を貫いているのは、救いようのない業(ごう)と罪悪感です。読者に大きな衝撃を与えた「月島基 佐渡島 父親殺しの経緯」と、初恋の相手「いご草ちゃん」を巡る悲劇は、彼の人間性を理解する上で避けて通れない核心部といえます。

佐渡の貧しい寒村で、周囲から「悪童」と忌み嫌われて育った月島。そんな彼にとって唯一の心の拠り所であり、光だったのが、髪がいご草(エゴノリ)のように縮れていたことから名付けられた幼馴染の少女「いご草ちゃん(本名:春子)」でした。互いに深く想い合っていた二人でしたが、日清戦争への徴兵が決まった際、月島は「自分のような男といても幸せになれない」といご草ちゃんを突き放して出征します。しかし彼女は、「基ちゃんが帰ってくるまで誰とも結婚せず待っている」と固い約束を交わしました。

ところが、戦地から戻った月島を待っていたのは、信じがたい凶報でした。月島の強欲な父親が「基は戦死した」と偽りの噂を流したことで絶望したいご草ちゃんは、入水自殺を図り行方不明になったと村人から告げられたのです。最愛の女性を自らの父親の私利私欲によって殺されたと激昂した月島は、理性を完全に喪失。自宅へ踏み込み、父親の頭部を凶器で滅多打ちにして撲殺するという凶行に及びました。

尊属殺人の罪で投獄され、新潟の陸軍監獄で死刑囚として執行を待つのみとなった月島。心身ともに抜け殻となった彼の前に現れたのが、当時陸軍情報部に所属していた鶴見篤四郎でした。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。