メガヒットを狙うだけの安易なリメイクや、人気原作の安易な実写化が溢れる現代。その潮流に対し、彼のプロジェクトは常に「オリジナルであること」にこだわる。当然、スポンサー集めや資金調達は困難を極めるが、彼はそのプロセスすらも楽しんでいるように見える。
「売れるものを作るのは難しくない。しかし、心に残るものを作るのは死ぬほど難しい」と、かつて彼は知人に漏らしたという。大資本の意向に振り回されることなく、表現の自由度を担保するためのインディペンデントな姿勢。この頑ななまでのこだわりが、目の肥えた映画ファンを引きつけて離さない。