ノルディック複合とは?過酷なルールと2026年五輪の存続危機を徹底解説

ノルディック複合とは?過酷なルールと2026年五輪の存続危機を徹底解説

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ノルディック複合に関して、一般のファンやネット上で頻繁に見られる誤解を整理・是正しておきましょう。

誤解1:「ジャンプで失敗しても距離でいくらでも逆転できる?」

「距離が得意なら、ジャンプが下位でも逆転できる」と思われがちですが、現代のトップレベルでは通用しません。現在の高速化されたコース設定と高水準な選手層では、先頭集団と1分半以上の差がつくと、追いつくために前半から過剰な体力を消費し、終盤の競り合いで脱落します。「ジャンプでトップから30秒〜45秒以内につけること」が、現代複合でメダル争いに絡むための絶対条件です。

誤解2:「クロスカントリーは平地を滑っているだけ?」

テレビ中継の定点カメラでは分かりにくいですが、クロスカントリーのコースは最大傾斜が20度近い急坂の上りや、時速60キロメートルに迫る危険な下り坂、トリッキーな急カーブが連続します。平坦な場所はほとんどなく、登りでは全身の筋力を使って駆け上がり、下りでは疲弊した足腰でエッジを制御しなければ即座に転倒・コースアウトにつながる極限のサバイバルコースです。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。