国民生活センターや各種消費者相談窓口には、アダルトサイトや配信サービスを巡る相談が毎年数万件単位で寄せられています。その中でも深刻化しているのが、無料体験から意図せず有料会員へ移行させられるエロライブ課金トラブルです。
SNSやネット掲示板に投稿された実際の相談事例を検証すると、共通する手口とユーザーの油断が浮き彫りになります。
【利用者の生の声(ネット告白・相談事例より要約)】
「『最初の3日間は無料』と書かれたアダルトライブ配信アプリをダウンロードした。クレカ情報を登録したが、無料期間が終わる前に解約手続きをしようとしたら解約ボタンが見当たらない。問い合わせ窓口も英語の自動返信のみで、翌月に約1万5,000円の定期購読料が引き落とされてしまった」(30代男性・会社員)
【別の相談事例】
「無料ポイントだけで楽しむつもりだったが、パフォーマーから『もっとプライベートな部屋で話そう』とチャットで強く誘われ、部屋を移動した瞬間に有料の分単位課金へ移行。画面上の警告を見落とし、わずか20分で数万円分のマイナス残高が発生した」(20代男性・学生)
トラブルに巻き込まれる最大の要因は、「オートチャージ(自動課金)機能の初期有効化」と「解約導線の複雑化(ダークパターン)」です。優良な国内サービスでは、保有ポイントがゼロになった時点で強制的に接続が切断される「前払い・完全都度購入システム」が主流ですが、一部の海外系アプリや不透明な運営元のサイトでは、残高不足分をクレジットカードへ自動請求する仕組みがデフォルトになっている場合があります。