ウインナーの種類によって素材特性が異なるため、アプローチを変える必要があります。
昭和レトロな雰囲気を醸し出す「赤ウインナー」は、薄い人工ケーシングやコラーゲン皮で覆われているものが多く、タコさんウインナーに最も適した素材です。表面の皮が熱に敏感に反応するため、軽く炒めるだけで綺麗に足が開きます。発色を際立たせるには、炒める前にサッと熱湯をくぐらせる下処理も有効です。
一方、幼児食やアレルギー配慮で重宝される「皮なしウインナー」は、皮の収縮力がないため普通に加熱しても足が開きにくい傾向があります。皮なしウインナーを丸めるための工夫は以下の通りです。
- 足の切り込みを深め(全体の3分の2程度)に入れる:肉自体の反りを促すために可動域を広く取ります。
- 放射状に足を軽く手で広げてから加熱する:炒める前にあらかじめ指先で足を外側に軽く押し広げて癖をつけておきます。
- 油をやや多めにして揚げるように炒める:内側の断面に強い熱を一気に通すことで、肉の収縮を促して外向きに固定します。
専用の「ウインナーカッター」などの便利グッズを活用すれば、押し当てるだけで均等な切り込みが瞬時に入り、忙しい朝でも均一な仕上がりを実現できます。