高校選びにおいて保護者が最も注視するのが、出口である進学実績のリアルです。大宮光陵高校の進路状況を精査すると、普通科と芸術系3学科とで明確な二極化の特徴が見て取れます。
普通科:中堅私大を中心とした堅実な進路設計と指定校推薦
大宮光陵高校の普通科における一般受験のボリュームゾーンは、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学(日東駒専)や、大東亜帝国、女子大グループです。国公立大学(埼玉大学等)やGMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)への現役合格者も毎年一定数輩出していますが、学年上位10〜15%程度の層が集中的に合格実績を牽引しているのが実態です。
一方で、同校の大きな強みとなっているのが指定校推薦枠の豊富さです。長年の教育実績から、文教大学、東京経済大学、東洋大学、獨協大学、工学院大学などの中堅実力派大学の推薦枠がしっかりと確保されています。1年次から定期考査で堅実に評定平均(4.0以上)を積み上げてきた生徒にとっては、無理のない一般入試対策よりも指定校推薦を賢く活用して現役合格を掴み取るルートが極めて現実的な戦略となっています。
芸術系3学科:全国トップクラスの芸術系大学への圧倒的進学力
大宮光陵高校の進学実績を語る上で外せないのが、美術科・音楽科・書道科が叩き出す専門大学への圧倒的な合格実績です。
美術科では、国内最難関とされる東京藝術大学への現役・既卒合格者を定期的に輩出しているほか、私立美大の最高峰である武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学への合格者数は県内公立校でもトップクラスを誇ります。音楽科からは東京音楽大学、桐朋学園大学、武蔵野音楽大学などへの進学が定着しており、書道科においては日本有数の書道教育拠点を擁する大東文化大学や東京学芸大学(書道専攻)等へ多数の生徒が進学しています。
「公立高校の学費で、私立の芸術系専門高校に匹敵する指導環境と進路ルートを手に入れられる」という点において、芸術系学科の進学実績は全国屈指の費用対効果を誇っています。