ためしてガッテンの特集において、視聴者の間で爆発的な反響を巻き起こしたのが、道具を一切使わずに表情筋を刺激する「にぱにぱ体操」をはじめとするエクササイズです。誰でも今日から実践できる、科学的根拠に基づいた表情筋トレーニングやり方の要点を整理して解説します。
「にぱにぱ体操」の目的は、日常生活で使われにくく衰えがちな「大頬骨筋」や「小頬骨筋」を集中的に覚醒させ、重力に抗して頬の位置をリフトアップさせる点にあります。具体的な手順は以下の通りです。
【基本のにぱにぱ体操の手順】
1. 姿勢を正し、正面を向いて「ニッ」と口角を斜め上に引き上げ、頬の筋肉を思い切り持ち上げる(上の歯が見える笑顔を作るイメージ)。
2. 持ち上げた状態で2〜3秒間キープし、頬のトップにしっかりと力が入っていることを意識する。
3. 次に「パッ」と脱力し、顔全体の筋肉を一気に緩める。
4. この「ニッ(緊張)」と「パッ(弛緩)」の動作を1セットとし、朝晩に各10回〜20回を目安に繰り返す。
この体操と連動して行うべきアプローチが、側頭筋ほぐし効果を狙った頭皮ケアです。耳の斜め上あたりに手のひらの下部(手根部)を当て、奥歯を噛み締めたときにピクピクと動く側頭筋を捉えます。皮膚を摩擦するのではなく、頭蓋骨から頭皮を剥がすような感覚で、円を描きながらゆっくりと圧をかけてほぐしていきます。頭皮のこりを解放することで血行が促進され、顔全体の引き上げ効果を相乗的に高めることが可能になります。
また、首前面からデコルテへと広がる広頸筋が下垂を招くケースも多いため、上を向いて喉元を心地よく伸ばす広頸筋ストレッチやり方を組み合わせることで、首元のシワや二重あごの予防にもつながります。