事故発覚後、井上さんはすべての芸能活動を無期限で自粛することを発表。自宅での謹慎生活に入りました。その後、被害者であるタクシー運転手への直接の謝罪と示談交渉が進められました。
2017年3月6日、東京地検は井上さんを不起訴(起訴猶予)処分とすることを決定しました。検察側が不起訴とした主な理由は以下の通りです。
- 被害者の怪我の程度が全治2週間と比較的軽微であったこと
- 被害者との間で示談が円満に成立し、被害者自身が厳しい処罰を望んでいなかったこと
- 井上さん本人が深く反省し、社会的制裁をすでに受けていること
不起訴処分が決まった翌日の2017年3月7日、井上さんは都内で涙の謝罪会見を開きました。黒いスーツに身を包んで登場した井上さんは、冒頭から深々と頭を下げ、時折大粒の涙を流しながら約45分間にわたり報道陣の厳しい質問に回答。「自分の甘さと浅はかさ、保身によって被害者の方に大変な苦痛を与えてしまった」と声を詰まらせながら謝罪を繰り返しました。
特筆すべきは被害者男性の寛大な対応でした。被害者は井上さんからの直接謝罪を受けた際、「早く元の仕事に戻れるよう応援しています」「またテレビで笑わせてください」と温かい言葉をかけており、この被害者の懐の深さが井上さんの更生への大きな支えとなりました。