SNSやネット掲示板、Q&Aサイトを徹底調査すると、「掃除したのにランプが消えない」「取扱説明書通りにダストボックスを洗ったのに、いまだにオレンジのままチカチカしている」という悲鳴にも似た投稿が無数に見受けられます。実際、空調サービスエンジニアへのヒアリングでも、「おそうじランプの点滅で呼ばれて訪問したら、機械は完全に正常で、単にリセット操作が行われていなかっただけだった」という事例が年間を通じて多発しているのが実情です。
ここに、現代の高機能家電が抱える最大の落とし穴があります。多くのユーザーは「汚れを感知するセンサーがあるのだから、汚れを取り除けばセンサーが自動でそれを検知してランプを消すはずだ」と思い込んでいます。しかし、ダイキンエアコンの内部構造において、1,800時間のおそうじサインは純粋なタイマー積算回路によって管理されているケースがほとんどです。つまり、どれほど物理的にピカピカに洗浄しても、マイコンに対して「掃除を完了した」という信号を手動で送らない限り、マイコン内部のタイマーはリセットされず、オレンジの警告を発し続ける設計になっているのです。
さらに、人気上位モデルである「うるるとさらら」シリーズのユーザーからは、「前面パネルを開けてダストボックスを取り外したものの、奥にあるストリーマユニットの存在に気付いていなかった」という声も目立ちます。ダイキン うるさら オレンジ 点滅に直面した場合、ダストボックスとストリーマユニットという2つの異なるパーツがメンテナンス対象になっている点を見落としてはなりません。