平成ライダー作品が生み出した最高峰のアイコンといえば、間違いなく『仮面ライダー電王』の佐藤健と『仮面ライダーW』の菅田将暉だろう。彼らの登場によって、「ライダー出身俳優=実力派スター」という方程式が完全に確立された。
当時10代だった佐藤健は、『仮面ライダー電王』で人格の異なる複数のキャラクターを見事に演じ分け、その驚異的な演技の幅で視聴者を言葉を失わせた。一方、当時史上最年少の16歳で『仮面ライダーW』の主演に抜擢された菅田将暉は、ミステリアスかつ繊細な役柄を堂々と演じきり、早々に天性の才能を開花させた。二人が見せた鬼気迫る表現力は、後続の若手俳優たちにとって超えるべき巨大な金字塔となっている。