数あるヴィランの中でも、近年若者層やサブカルチャー界隈で爆発的なパワパフヴィラン人気評判を博しているのが、ガールズの遺伝子レベルの宿敵「ラウディラフボーイズ(The Rowdyruff Boys)」です。
モジョが刑務所のトイレで「スニップス(犬の尻尾)、スネイルズ(カタツムリ)、パピードッグズ・テイル(雄の子犬の尻尾)」という古いわらべ歌の原料と刑務所の汚水、そしてケミカルXを調合して生み出した3人組。ガールズの「可愛い正義」を完全に反転させた「汚く乱暴な悪童」というコンセプトは、当時の視聴者に強烈なインパクトを与えました。
彼らのキャラクターを決定づけたのが、日米ともに超豪華な配役を誇る声優陣の妙技です。ラウディラフボーイズ声優まとめとして、彼らのキャスト陣を振り返ってみましょう。
- ブリック(赤/リーダー):
英語版:ロブ・ポールセン/日本語版:真殿光昭(初期)、木内レイコ等
常に傲慢で好戦的。リーダーとしてのカリスマ性と短気さを巧みに演じ分けました。 - ブーマー(青/おバカ枠):
英語版:マット・ヒル/日本語版:南央美
バブルスの対極に位置する間抜けなトラブルメーカー。少年特有の甲高くあどけない声色が憎めない魅力を創出。 - バッチ(緑/暴れん坊):
英語版:ケビン・マイケル・リチャードソン/日本語版:高乃麗
バターカップ以上の凶暴性を誇る狂犬。野太くエネルギッシュな咆哮がバトルシーンの緊迫感を倍増させました。
2026年現在、このラウディラフボーイズを巡る熱狂は新たなフェーズを迎えています。中国のフィギュア・トイメーカー「Jinart」が発表した新作ブラインドボックスシリーズでは、ガールズを差し置いてラウディラフボーイズやエース、さらには幻のヴィランであるビートォールズの猿がメインを飾るという異例のラインナップが実現し、SNSで大きな話題を呼びました。単なる「倒されるべき悪」を超え、ストリートファッションやY2Kカルチャーのアイコンとして、ヴィランたちが再評価されている証拠です。