借金を完済し、母娘二人三脚で歩んでいたはずの関係は、なぜ修復不可能な絶縁へと向かってしまったのでしょうか。その経緯まとめを辿ると、過剰な依存と金銭、そして霊能者の介入という決定的な亀裂が見えてきます。
2014年、杏さんは母親が代表を務める個人事務所「T社」から、大手芸能事務所「トップコート」との直接契約へと籍を移す意向を示しました。その背景には、母親が女性霊能者に心酔し、事務所のコンサルタント料名目で多額の金銭を支払い続けていたことや、私生活への過剰な干渉に対する危機感がありました。
これに対し、母親側は「個人事務所からの独立は無効であり、契約期間が自動更新されている」と主張。娘が事務所に残っていれば得られたはずの利益として、約12億円という莫大な損害賠償を求めて実の娘を提訴するという前代未聞の事態に発展しました。2026年に双方が合意に達して法的な和解が成立したものの、この裁判を機に母娘のプライベートな関係は完全に途絶え、事実上の絶縁状態を迎えることになりました。