インターネット上の掲示板やSNSでは、時に「ハニカミ王子は過去の人」「米ツアーで失敗して消えた」といった誤った言説が見受けられることがあります。しかし、これらは客観的な事実と大きくかけ離れた偏見に過ぎません。
第一に、米PGAツアーは世界中のトップランカーが集う極限の舞台であり、複数年にわたってフルシードを保持し、プエルトリコオープンなどで2位に入った実績そのものが日本人選手として極めて上位の記録です。第二に、国内ツアー復帰後も毎シーズンのように優勝争いに絡み、通算勝利数を伸ばし続けている現役選手は指折り数えるほどしか存在しません。
メディア露出がかつてのワイドショー中心から専門ゴルフメディアや公式配信へと変化したことで、一般的なテレビ視聴者の目に触れる機会の質が変わったことが「見かけ上の露出減」を生んだ構造的要因です。現場のゴルフトーナメントにおいては、現在でも石川選手の組が最も多くのギャラリーを引き連れており、その動員力と影響力は依然として日本ゴルフ界で傑出しています。