ピル飲み忘れ3日目に気づいた!突然の生理と妊娠リスク緊急対処法

ピル飲み忘れ3日目に気づいた!突然の生理と妊娠リスク緊急対処法

ピル飲み忘れ3日目に気づいた!突然の生理と妊娠リスク緊急対処法にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

ピルの飲み忘れに3日目で気づいた際、多くの女性を最も不安にさせるのが「突然始まった生理のような出血」です。この出血の正体を正しく知るには、まず低用量ピル消退出血の仕組みを理解しなければなりません。

通常、低用量ピルを毎日決まった時間に服用している間は、薬に含まれる卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)によって体内のホルモン濃度が一定に保たれ、子宮内膜の増殖が抑えられます。そして、休薬期間(あるいは偽薬の服用期間)に入って血中ホルモン濃度がガクンと下がると、維持できなくなった子宮内膜が剥がれ落ちて出血が起こります。これが「消退出血」です。

つまり、実薬を3日間続けて飲まなかった場合、身体は「休薬期間に入った」と誤認してしまいます。血中ホルモン濃度が急激に低下した結果、予定外のタイミングで子宮内膜が剥離し、生理と全く同じ原理で出血が引き起こされるわけです。ネット上では「ピル飲み忘れ出血止まらない理由は何なのか」と検索する声も目立ちますが、中途半端にホルモンが切れたことで内膜が不規則に剥がれ続ける「破綻出血(不正出血)」が長引いている可能性が極めて高いといえます。

ここで絶対に避けるべきなのが、「ピル飲み忘れ何錠飲むべきか」と慌てて、溜まった3錠を一気に口へ放り込む行為です。日本産科婦人科学会の服薬指導指針でも明記されている通り、低用量ピルを一度に飲んでよい上限は「1日あたり最大2錠まで」です。3錠をまとめて服用すると、急激なホルモン血中濃度の上昇によって激しい嘔吐やめまいを引き起こすだけでなく、血管内で血液が固まる重篤な「血栓症」の発生リスクが跳ね上がります。3錠残っていたとしても、焦ってまとめて飲むことは絶対にやめてください。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。