「100均の材料だけで、チープに見えない本格的な仕上がりは可能なのか」という疑問に対する記者の取材結論は、明確に「イエス」です。近年の100円ショップはデザインのトレンド反映スピードが極めて速く、素材感やフォントの質感が劇的に向上しています。特別な工作工具を使わなくても、基本の組み立てパターンを押さえるだけで、インテリアショップに並んでいるような佇まいを再現できます。
最も手軽で失敗が少ない王道スタイルが、クラフト紙袋とテトラパックの簡単な作り方を取り入れた手法です。市販の小さなクラフト紙袋(マチなしタイプ)にお菓子を入れた後、袋の口を底の折り目に対して直角になるよう90度向きを変えて閉じ、ホチキスやマスキングテープで留めるだけで、コロンとした立体的な三角錐(テトラ型)に変形します。この立体成形により、中に入れたお菓子の形が外側に浮き出ず、全体の統一感が生まれます。
仕上げの決め手となるのが、店頭の文具・ラッピングコーナーで手に入る100均の数字ナンバリングシールです。手書きだと生活感が出やすい日付表記も、ゴールド箔押しやモノトーンのタイポグラフィシールを貼るだけで一気に既製品クオリティへと引き上がります。袋の上部をパンチで穴あけし、麻ひもと木製クリップの吊り下げアレンジを施せば、温かみのあるナチュラル北欧風のガーランドがわずか30分足らずで完成します。