メディアで大々的に特集される定番作以外にも、知る人ぞ知るスマッシュヒット作品が多数存在する。例えば『嵐を呼ぶ 夕陽のカスカベボーイズ』(2004年)は、映画世界の中に閉じ込められるというメタ構造のウエスタン劇で、ノワール映画のような哀愁と切り裂かれるような切なさが漂う異色作だ。
また、『嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』(2007年)は、愛犬シロとしんのすけの絆を主軸に置き、地球の安全か家族の愛犬かという極限の選択を迫られるシリアスな展開で多くのファンの心を打った。有名作を一通り鑑賞した後にこれらの作品に触れることで、シリーズが持つ深い幅広さを改めて体感できるだろう。