パンティストッキング(通称:パンスト)とは、腰周りのショーツ(パンティ)部分と左右のレッグ部分が一体化した、主にナイロンやポリウレタン素材で作られた薄手のレッグウェアを指します。1960年代後半にミニスカートブームとともに日本へ上陸し、従来のガーターベルトで留めるセパレート型ストッキングから急速に置き換わった歴史的経緯があります。
最も多く寄せられる疑問が「タイツとの違い」です。日本靴下工業会の基準および業界規格において、両者の決定的な分岐点は糸の太さを表す「デニール(D)」にあります。
一般的に、30デニール未満の薄手で肌が透けるものを「ストッキング」、30デニール以上の厚手で保温性・カバー力の高いものを「タイツ」と分類します。春夏から初秋のフォーマルな場やビジネスではストッキングが基本となり、晩秋から真冬の防寒対策やカジュアルな装いではタイツへとシフトするのが季節の使い分けのスタンダードです。