2週間治らない口内炎は舌癌か?痛まない初期症状としこりの見分け方

2週間治らない口内炎は舌癌か?痛まない初期症状としこりの見分け方

2週間治らない口内炎は舌癌か?痛まない初期症状としこりの見分け方について押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

舌癌は、内臓のがんと異なり「直接自分の目で見ることができ、指で触れることができる」極めて稀有ながんです。月に1回、明るい自然光または洗面台の照明の下で、以下の3ステップによるセルフチェックを習慣化することをおすすめします。

ステップ1:舌を前に突き出し、表面と先端を観察する
鏡に向かって舌をまっすぐ前へ思い切り突き出します。舌の表面(舌背)に、赤くただれた部分や白く変色した斑点がないかを確認してください。全体的な血色や粘膜の艶を確かめます。

ステップ2:舌先を左右に動かし、舌の「側面(舌縁部)」を露出させる
ここが最も重要な確認作業です。なぜなら、舌癌の約85〜90%は「舌の左右のフチ(舌縁部)」に発生するからです。舌の先端や中央、あるいは舌の裏側にできるケースは全体の1割程度に過ぎません。ガーゼや清潔なティッシュペーパーで舌の先を軽くつまみ、左右に大きく引き寄せるように引っ張ると、奥歯の近くまで側面がしっかりと視界に入ります。奥歯の金属冠や尖った歯が当たっている部分に、凹凸や赤白の混在病変がないかを凝視します。

ステップ3:親指と人差し指で挟み込み、触診する
気になる病変が見つかった場合、指先を水で濡らして親指と人差し指で舌を上下から優しく挟み込みます。表面のざらつきだけでなく、「指の腹に当たる硬い塊」や「周囲の粘膜と感触が明らかに異なる芯」が存在しないかを確かめてください。触っても痛みがなく、平坦な見た目なのに奥に硬い結節がある場合は、即座に専門機関への受診を検討すべきサインです。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。