東京都の形はなぜ魚やピストルに?神奈川から多摩を奪った歴史の真相

東京都の形はなぜ魚やピストルに?神奈川から多摩を奪った歴史の真相

東京都の形はなぜ魚やピストルに?神奈川から多摩を奪った歴史の真相についての疑問解決ガイドをご紹介します。

東京都の地図シルエットを眺めたとき、多くの人が直感的に抱くのが「何かの形に似ている」という感覚です。インターネット上のコミュニティや小学校の社会科授業では、主に2大派閥による見立て論争が繰り広げられてきました。

筆頭に挙げられるのが「魚(特にマグロやコイ)」説です。東側の東京23区を大きく開いた「頭部」とし、多摩地域中央部を「胴体」、最西端に位置する奥多摩の山岳地帯を「尾びれ」と見立てると、東京湾に向かって右向きに力強く泳ぐ魚の姿が鮮明に浮かび上がります。南側に突き出た町田市のエリアは、さながら「腹びれ」の役割を果たしており、全体の躍動感を際立たせています。

もう一つの有力説が「ピストル(拳銃)」説です。23区東端を「銃口」、武蔵野から多摩地域を「銃身(バレル)」、そして南西部の町田市周辺を握るための「グリップ(銃把)」と見立てる構図です。西東京の山並みが銃床のようにどっしりと構え、東の千葉・埼玉方面に向けて照準を定めているかのようなシャープな形状は、近代都市・東京のダイナミズムを象徴しているとも評されます。

このほかにも、ネット上では「右を向いて走るイヌ」「前足を伸ばしたモモンガ」「ゲームキャラクターのパックマン」など多彩な見立てが寄せられていますが、いずれの見解も「東西に極端に長く、南側に突起部(町田)を持つ」という東京都固有のいびつな外輪郭が生み出した視覚的マジックと言えます。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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