日本のアイメイクカルチャーを牽引してきたカリスマ、益若つばさの手がけたヒット作の変遷を辿ると、市場の価値観の変化がはっきりと見えてくる。かつて一世を風靡した極太フチのデカ目スタイルから、繊細なドットグラデーションによる「裸眼拡張系」へのシフトだ。
現在支持されているのは、着色直径13.2mm〜13.6mmの中間域。ドットの密度をフチに向かって薄くすることで、自前の黒目との境目をぼかす技法が主流となった。かつてのような圧倒的なサイズ感による主張ではなく、まるで生まれつき色素が薄いかのようなリアリティが求められている。