2026年現在、スマートフォンの普及やリモートワークの定着により、私たちはかつてないほど長時間イヤホンを装着するようになった。これが、耳が湿っている人々にとって新たな健康リスクを生み出している。密閉された耳の中は温度と湿度が上がりやすく、細菌やカビ(真菌)が繁殖する絶好の温床となるのだ。
特にノイズキャンセリング機能付きの密閉型イヤホンを愛用している人は注意が必要だ。湿った耳垢がイヤホンの先端に付着し、それを放置したまま再装着することで、外耳道炎などの感染症を引き起こすケースが急増している。耳の痒みや痛みを訴えてクリニックを受診する若年層は、ここ数年で確実に増加傾向にある。