佐々木氏の馬主キャリアにおいて最高峰の輝きを放つのが、2017年のジャパンカップを制したシュヴァルグランと、ドバイターフおよび秋華賞を制したヴィブロスだ。さらに桜花賞2着、ヴィクトリアマイル2着の実績を持つヴィルシーナも含め、同じ母ハルーワスウィートから誕生したきょうだい馬たちが挙げた偉業は、日本競馬史に残る奇跡と言える。
データ分析サイトのnetkeibaやJRA-VANの公式データを紐解くと、佐々木主浩氏の所有馬がこれまで獲得してきた総賞金は、本賞金・付加賞を含めて実に30億円を軽々と突破している。地方競馬や海外遠征で得たドバイの超高額賞金を含めれば、その数字はさらに跳ね上がる。一頭のセレクトセールでの購入価格を大幅に上回るリターンを叩き出すその凄腕ぶりは、まさに勝負師の直感がもたらした金字塔だ。