Q1:ムカデに噛まれた跡は画像で見るとどのような特徴がありますか?
A1:ムカデに噛まれた跡は、鋭い毒顎によって付けられた「数ミリから1センチ程度の間隔で並ぶ2つの赤い点(咬痕)」が最大の特徴です。周囲の皮膚は急速に赤く腫れ上がり、時間が経つと硬いしこりや水ぶくれを形成することがあります。1箇所しか傷がないハチやアブ、針先ほどの極小間隔であるクモの傷跡と視覚的に区別できます。
Q2:噛まれてすぐに冷水や保冷剤で冷やしてしまいましたが、どうすればいいですか?
A2:冷やしてしまった後であっても、まだ痛みが強い場合はすぐに43℃〜46℃の温水シャワーで5〜10分間洗い流してください。ムカデ毒の主成分は熱に弱いタンパク質性毒素であるため、温めることで毒素の熱変性を促し、激痛や腫れを緩和できます。洗浄後は水分を優しく拭き取り、強めのステロイド軟膏を塗布してください。
Q3:噛まれた跡が数日後に水ぶくれや硬いしこりになりました。放置しても治りますか?
A3:水ぶくれは細菌感染を防ぐため絶対に破らず、ステロイド軟膏を塗ってガーゼで保護してください。破れてジュクジュクしたり赤みが広がったりした場合は化膿性皮膚疾患(蜂窩織炎など)の恐れがあるため皮膚科を受診してください。また、数週間残るしこりは毒に対するアレルギー反応(肉芽腫)であり、通常は徐々に小さくなりますが、強い痒みや痛みが続く場合は医師に相談してください。
Q4:ムカデに噛まれたら必ず病院に行く必要がありますか?何科を受診すべきですか?
A4:手足の局所的な腫れのみで、温熱処置とステロイド軟膏で痛みが引いていれば自宅療養も可能です。ただし、腫れが広範囲に及ぶ場合や痛みが激しい場合は「皮膚科」を受診してください。なお、受傷後に息苦しさ、全身の蕁麻疹、めまい、意識低下などのアナフィラキシーショック症状が出た場合は、直ちに119番通報して救急搬送を依頼してください。