SNSやRoomClip等の住まい系コミュニティ、大手インテリア相談窓口に寄せられるユーザーの手記やリアルな声を精査すると、理想と現実のギャップに悩む生活者の実態が浮かび上がってきます。
一人暮らしを機にグレー×ピンクのコーディネートを実践した20代後半の女性会社員は、自身の体験を次のように振り返っています。
「SNSで見た海外風のおしゃれな部屋に憧れて、ピンクのラグとピンクのカーテンを同時に購入しました。届いて部屋に敷き詰めた瞬間、ファンシーショップのような圧迫感に襲われて激しく後悔。結局、ラグを明るいグレーに買い直し、カーテンのピンクを引き立てる形に修正してようやく大人の部屋として落ち着きました」(都内一人暮らし・20代女性の体験談)
また、住宅展示場やインテリアショップの店頭スタッフからも、「くすみピンクの家具を購入したつもりが、自宅のLED照明の下で見たら思っていた以上にピンクが強く主張して困っている」という相談が日常的に寄せられています。店舗の暖色系間接照明と、一般住宅の昼白色・温白色照明では色の見え方が劇的に変化する点は、購入前に必ず考慮すべき現場のリアルです。