東京23区内の可燃ごみ処理を広域で担う東京二十三区清掃一部事務組合において、板橋清掃工場の更新は長年の重要プロジェクトとして位置づけられています。1970年代から稼働してきた旧施設は、区民の生活環境を守り続けてきた一方で、プラント設備や建屋全体の経年劣化への対応が急務となっていました。
現在進行している板橋清掃工場 建替え計画では、単なる設備の更新にとどまらず、最新鋭の焼却・排ガス処理技術の導入や、高効率なごみ発電によるエネルギー回収率の最大化が図られています。工期全体は既存施設の解体から新工場の設計・建設、試運転に至るまで複数のフェーズに分かれており、2020年代後半から2030年代初頭の本格稼働を見据えた長期的な建て替えスケジュールが組まれています。
地域のランドマークでもあった集合煙突の解体工事においては、粉塵の飛散防止シートや低騒音・低振動工法が徹底して採用されており、安全面への配慮を最優先にした現場管理が続けられています。