民放各局がコア層獲得に躍起になる中、NHKの看板枠である連続テレビ小説(朝ドラ)と大河ドラマは、圧倒的なリーチ力を維持しています。朝ドラの最新視聴率まとめでは、毎朝のルーティンとして定着している強みを活かし、関東地区の世帯視聴率で15〜16%台、個人視聴率でも8%台後半をキープ。テンポの良い展開とヒロインの瑞々しい演技がSNSでの毎朝のトレンド入りを後押ししています。
一方の大河ドラマ視聴率ランキングを見ると、戦国時代や幕末といった王道テーマから一歩踏み込んだ意欲作において、世帯視聴率は10〜11%台の間で推移しています。特筆すべきは、NHKプラスでの同時・見逃し配信の利用率が前年比で20%以上伸長している点です。
テレビのリモコンでリアルタイムにチャンネルを合わせる高齢層の支持をベースにしつつ、通勤中や週末に配信で一気見する20〜30代の流入が進んでおり、公共放送としてのリーチの広さを再確認させる推移となっています。