イモトのエベレスト登頂は成功した?断念の真相と登山部が残した全記録

イモトのエベレスト登頂は成功した?断念の真相と登山部が残した全記録

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2014年4月、イモトアヤコさんとイッテQ登山部のアタック隊は、入念な高所順応トレーニングを重ねてネパール側のエベレスト・ベースキャンプ(標高約5,300m)入りを果たしていました。コンディションは極めて良好で、悲願達成へ向けた準備は着々と整っていました。

空気が一変したのは、2014年4月18日早朝に発生した大規模な雪崩事故です。登山ルート上の難所「クンブ・アイスフォール」付近で巨大な氷塊が崩落し、ルート工作を行っていた現地シェルパ(登山ガイド・荷揚げ要員)部隊を直撃。シェルパ16名が死亡・行方不明となるエベレスト史上最悪規模の大惨事が発生しました。

この未曾有の遭難事故を受け、現地のシェルパコミュニティは深い悲痛に包まれました。仲間の死を悼む声とともに、危険な労働環境に対する抗議運動へと発展し、今シーズンの登山サポートをボイコットするストライキを宣言する登山会社が続出。エベレスト全体が登頂活動を行える状況ではなくなっていきました。

日本テレビ取材班と登山部首脳陣は連日協議を重ね、最終的に「これ以上の滞在は二次災害の危険が高く、現地スタッフの心情と安全を最優先すべき」として撤退を決断。無念の思いを抱えながらも、イモトさん自身が涙ながらに受け入れた「断念の真相」がここにあります。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。