私立直江津高校を卒業し、国公立大学の数学科へと進学した阿良々木暦。その後の進路として選んだのは、なんと警察官という職業でした。
暦の両親はともに現役の警察官であり、妹である「ファイヤーシスターズ」の阿良々木火憐と阿良々木月火も正義感溢れる活動を行っていましたが、暦自身もまた「法と社会の枠組みの中で人々を守る」道を選択しました。
23歳となった『結物語』の時点で、彼は直江津署の警部補として勤務。表向きは通常の警察業務をこなしながら、裏では「怪異が関与している疑いのある特殊事案」の初動捜査を担当しています。かつて怪異に翻弄されていた少年が、今度は社会の側から怪異と人間社会の摩擦を防ぐ防波堤となっている姿は、見事な成長の証といえます。