リヴァイの生い立ちは、陽の光すら届かないウォール・シーナの地下街にありました。貧困と暴力が支配するスラム街で、彼は独学で習得した立体機動装置を巧みに操り、窃盗や裏稼業で日銭を稼ぐゴロツキ集団のリーダー格として恐れられていました。
行動を共にしていたのは、冷静沈着な頭脳派の青年ファーラン・チャーチと、リヴァイを「兄貴」と慕い天真爛漫な明るさを持つ少女イザベル・マグノリア。過酷な地下街で家族同然の絆を育んでいた3人のもとに、ある日、巨額の報酬と「地上への居住許可証」をエサにした危険な闇取引が持ち込まれます。
その依頼主は王都の有力議員ニコラス・ロヴォフ。依頼内容は、調査兵団の若き分隊長エルヴィン・スミスが持つ「ある機密文書の奪還」、そして「エルヴィンの暗殺」でした。地上での自由を手に入れるため、リヴァイたちはこの危険な賭けに乗ることを決意します。
地下街に乗り込んできた調査兵団を相手に、リヴァイは圧倒的な立体機動スキルで翻弄しますが、エルヴィンの緻密な罠にかかり拘束されます。卓越した戦闘センスを見抜いたエルヴィンは、罪を不問にする条件として調査兵団への入隊を提示。リヴァイはエルヴィン暗殺の機会を窺うため、あえてその誘いに応じ、兵団の緑のマントを羽織ることになったのです。