「イメージ通りのフリー素材が見つからない」「手書きメッセージカードに自分でちょこっとイラストを添えたい」という方に向けて、絵心に自信がない初心者でも失敗しないケーキイラストの簡単な描き方をステップ形式で解説します。
ケーキを描く際の最大のコツは、最初から複雑なデティールを描こうとせず、「基本的な幾何学図形」にパーツを肉付けしていくアプローチを取ることです。
【ステップ1:アタリをとる(三角形と楕円)】
・ショートケーキを描く場合:まず緩やかなカーブを描く三角形を描きます。上面を少し丸みを帯びた二等辺三角形にし、そこから垂直に2本、奥から1本の計3本の直線を下ろして立体的なウェッジ型(扇形)を作ります。
・ホールケーキを描く場合:横長の楕円を1つ描き、その両端から下向きに平行線を引き、下部を上の楕円と同じカーブで繋いで円柱を作ります。
【ステップ2:クリームの「とろみ」と質感を加える】
角ばった直線の上に、波線やモコモコとした雲のような曲線を描き足します。直線をなぞるのではなく、少しはみ出すように「しずく型」や「ツノ」を乗せることで、プロがデコレーションしたような愛らしい動きが生まれます。
【ステップ3:トッピングと手書きハイライトを入れる】
頂点にイチゴ(丸みのある逆三角形)を配置し、側面にスポンジケーキの断面層を2本の平行線で引きます。仕上げに、イチゴの種と小さな光のツヤ(小さな白い丸)を書き加えるだけで、一気にプロっぽい手書き風イラストが完成します。
ボールペンやサインペンを使った白黒の手書きケーキイラストであれば、あえてスポンジ部分に細かいドット(点々)や斜線のハッチングを入れることで、モノクロ印刷でも奥行きと高級感を演出できます。