大相撲の金星とは?一生給料が上がる仕組みと銀星との違いを徹底解説

大相撲の金星とは?一生給料が上がる仕組みと銀星との違いを徹底解説

大相撲の金星とは?一生給料が上がる仕組みと銀星との違いを徹底解説に関する詳細情報を丁寧にまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

大相撲の金星に関しては、ネット上やファンの間で事実とは異なる情報が散見されます。取材現場と公式規則から判明している決定的な3つの事実を整理します。

誤解1:金星を挙げると土俵上で現金ボーナスが即日もらえる?

真相:土俵上で渡されるのは「懸賞金」であり、金星手当ではない。
横綱戦には多くの企業から「懸賞(けんしょう)」が懸けられるため、勝利した平幕力士は行司の軍配から大量の懸賞袋(1本あたり手取り3万円の現金+協会積立)を受け取ります。しかし、これはあくまでスポンサーからの懸賞金です。金星による「持ち給金10円加算」は協会の給与口座を通じて毎場所支給されるものであり、土俵上で金星手当そのものが手渡しされるわけではありません。

誤解2:金星を配給した横綱は給料を減額される?

真相:横綱側の持ち給金や基本給が減額されることは一切ない。
「平幕に負けたペナルティとして横綱の給料が引かれるのでは」という噂がありますが、完全な誤りです。横綱の基本給(月給約300万円)や累積された持ち給金は保護されており、金星を配給したからといって金銭的な罰則が科されることはありません。ただし、金星配給が続けば横綱審議委員会からの批判や引退勧告という、地位そのものの進退問題に直面することになります。

誤解3:金星を取った場所で負け越したら加算は取り消される?

真相:その場所の成績に関係なく、金星の権利は永久に維持される。
たとえ横綱に勝って金星を挙げたものの、その場所を「6勝9敗」などで負け越してしまった場合でも、獲得した持ち給金+10円の加算が消滅することはありません。一度獲得した金星の経済価値は、将来にわたって力士の権利として残り続けます。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。