ネット上の情報やSNSでは「顔の赤いポツポツは市販の美白美容液で消える」「針で突いて血を出せば治る」といった極めて危険な誤情報が散見されます。皮膚深部の拡張動脈から血液が供給されているクモ状血管腫に対し、スキンケア化粧品は無力であり、自己処置による針刺しは感染症や恒久的な瘢痕化を招くだけです。
医療と美容の境界線において、失敗しないための判断基準は明確です。
- まず「身体の内部(内科)」を疑うべき人:
- お酒を週に何日も多量に飲む生活習慣がある人
- 健康診断を何年も受けていない、または過去に肝機能の数値を指摘されたことがある人
- 短期間で斑点が複数個に増えてきた人
- → 行動:皮膚科よりも先に、かかりつけ医または消化器内科で血液検査とエコーを受けること。
- 「皮膚・美容医療(レーザー)」を優先して良い人:
- 定期健康診断で肝機能・血液データが完全に正常であると確認できている人
- 以前から1箇所だけ存在し、サイズも変化していないが、写真や対面時の視線が気になる人
- 出産から1年以上経過しても自然消退しなかった人
- → 行動:血管病変の保険認可施設である皮膚科・形成外科、または実績豊富な美容皮膚科でVbeamレーザーのカウンセリングを受けること。