プリンタルトを探す際によく比較されるのが、ポルトガルやマカオ発祥の「エッグタルト(パステル・デ・ナタ)」です。見た目は似ているものの、製法や味わいには明確な違いが存在します。
エッグタルトの多くは、何層にも折り込まれたパイ生地を使用し、高温のオーブンで短時間で焼き上げます。フィリングには卵黄、牛乳、生クリーム、砂糖に加え、小麦粉やコーンスターチを入れてトロッとしたカスタードクリーム状に仕上げるのが特徴です。
一方のプリンタルトは、しっかりとしたクッキー生地(タルト台)をベースにする店舗が主流。卵と牛乳、バニラビーンズを贅沢に使い、スチームや湯煎焼きなどを併用して「プリンそのものの弾力とコク」をタルトの中で表現しています。パイの軽やかさを楽しむエッグタルトに対し、濃厚な卵の風味とタルトの力強いサクサク感を堪能するのがプリンタルトと言えます。