炭酸水素ナトリウムの化学式と覚え方!熱分解の反応式と違いを徹底解説

炭酸水素ナトリウムの化学式と覚え方!熱分解の反応式と違いを徹底解説

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熱による分解だけでなく、酸と接触した際の反応性も押さえておかなければなりません。炭酸水素ナトリウムにうすい塩酸(HCl)を加えると、激しい発泡を伴って中和反応が進みます。

NaHCO₃ + HCl → NaCl + H₂O + CO₂

熱分解との明確な違いは、酸と反応することで塩化ナトリウム(NaCl=食塩)が生成する点にあります。発生する気体自体は熱分解と同じ二酸化炭素(CO₂)ですが、加熱を必要とせず常温で瞬時にガスを放出するのが特徴です。

この化学反応は、身の回りの実用的な製品に数多く応用されています。胃酸過多を抑える胃腸薬(制酸剤)や、水に入れると泡立つ入浴剤(炭酸ガス発生錠剤)、さらにはホットケーキをふっくら膨らませるベーキングパウダーの膨張作用は、すべてこの化学変化によるものです。

山田 真由
著者

山田 真由

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