Q1:緑色のルバーブと赤いルバーブでは、タルトの味に違いはありますか?
A1:明確な違いがあります。長野県などで栽培される深紅の「赤ルバーブ」は、酸味が比較的穏やかでベリーのようなフルーティーな香気があり、焼き上がりの発色が非常に鮮やかです。一方、緑色のルバーブは野性味のあるシャープな酸味とハーブのような爽快感を持っています。タルトの美しさと甘酸っぱさのバランスを重視するなら赤い品種が、本場アルザス風の力強い酸味を楽しむなら緑色品種が適しています。
Q2:自宅で焼くとタルトの底がどうしても湿気てしまいます。最も効果的な裏技は?
A2:タルト生地を空焼きした直後、熱いうちに「溶き卵白」を刷毛で底面に薄く塗り、オーブンの余熱で1分ほど乾燥させてください。卵白が熱で凝固して薄いタンパク質の膜を形成し、果汁が生地へ染み込むのを物理的にブロックしてくれます。さらにアーモンドクリームの底に微量のパン粉や砕いたビスケットを敷く手法もプロの間で用いられる有効な防湿策です。
Q3:ルバーブの旬の時期はいつですか?いつ食べるのが一番美味しいですか?
A3:国内産の路地ルバーブの旬は概ね5月中旬から10月頃までですが、とりわけ最初の収穫にあたる「初夏(5月下旬〜6月)」の茎がもっとも柔らかく、みずみずしい酸味を備えています。秋に収穫されるものはペクチンが豊富でジャム作りに向く傾向があるため、タルトとして食感を楽しむなら初夏から盛夏にかけての茎を入手するのが最良です。