彼女の原点を語る上で外せないのが、エフエム仙台(Date FM)でアナウンサーとして活躍していた時代だ。連日、リスナーからの素朴な疑問や生活の悩みに耳を傾け、自らの声でメッセージを届けていた。報道・メディアの現場で培った「生活者の言葉を拾い上げ、届ける」という姿勢は、政治の場へ移った今も微塵もぶれていない。
永田町には、官僚出身者や代々政治家を親に持つ世襲議員が溢れている。その中で、街のラジオ局から国会へと転身した経歴は異色だ。だからこそ、彼女が発する言葉には官僚答弁のような虚飾がない。平易でありながら本質を突く論理展開は、ラジオを通じて鍛え上げられた彼女独特の武器と言える。