ホットケーキとパンケーキの違いとは?味・厚み・発祥の真相

ホットケーキとパンケーキの違いとは?味・厚み・発祥の真相

ホットケーキとパンケーキの違いとは?味・厚み・発祥の真相の疑問点について、専門知識を基に徹底解説します。

欧米において「ホットケーキ」という呼称は一般的ではありません。アメリカやイギリスなどの海外では、ファストフードチェーンのメニュー名など一部の商標を除き、すべて「Pancake」と呼ばれます。海外と日本での呼び方の違いは、料理としての位置付けに根ざしています。

欧米の食卓において、パンケーキはトーストと並ぶ代表的な主食です。ベーコンやソーセージ、フライドエッグを乗せて塩気とともに味わう食事系パンケーキが日常に溶け込んでおり、甘みはシロップで個々人が調整するのがスタンダードです。

一方、日本で「パンケーキ」という単語が一躍脚光を浴びたのは、2010年代前半のハワイアンパンケーキブーム以降です。山盛りのホイップクリームやフレッシュフルーツをトッピングしたスタイルが定着し、近年ではメレンゲを限界まで立てて焼き上げるスフレパンケーキとの差も話題を呼びました。スフレタイプは粉の量を最小限に抑え、気泡の力で極限の柔らかさを生み出すため、王道のホットケーキとは製法からまったく異なる進化を遂げています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。