新木優子の宗教信仰が公になったのは、2017年8月末発売の『週刊新潮』によるスクープ報道でした。宗教法人「幸福の科学」の創始者・大川隆法総裁(当時)が、新木優子の守護霊に扮して語る「霊言(れいげん)」を教団施設で公開したことが発端です。
当時、教団側が公開したタイトルには新木優子の名前が大々的に掲げられており、ファンの間や広告業界に激震が走りました。報道各社の取材に対し、新木優子の所属事務所であるスターダストプロモーションの細野義朗社長(当時)は極めて迅速かつ異例の公式対応を行いました。
事務所側は取材に対し、「新木本人、両親ともに幸福の科学の信者であることは事実」と信仰の事実を真っ向から認めました。新木優子が幼少期から家族ぐるみで信仰を持っていた「二世信者」であったことが、宗教に関わる背景(理由)として明らかになった瞬間です。
しかし、事務所の発表で最も強調されたのは以下の3点でした。
- 出家して教団専属の活動に入る意思は一切ないこと
- これまで通りスターダストプロモーション所属の女優として芸能活動を継続すること
- 作品の制作陣やクライアント、ファンに迷惑をかける行為は絶対にしないこと
芸能人のプライベートな信仰問題に対し、事実を隠蔽することなく速やかにオープンにし、かつ「業務への支障はゼロである」と毅然と明言したこの危機管理対応は、芸能界の危機管理史においても極めて完成度の高いモデルケースとされています。