適切なシャンプーを用意しても、洗い方が乱暴であればシールは簡単に剥がれてしまいます。都内有名サロンのトップヘアスタイリストが実践指導している、接着面を守り抜く正しい洗髪ステップを紹介します。
ステップ1:入浴前の入念なブラッシング
髪が濡れると絡まりが解けにくくなり、シャンプー時の引っ張り摩擦でシールが浮き上がります。入浴前に必ず目の粗いブラシやエクステ専用ブラシを使い、毛先から段階的に梳かして全体のほつれを完全に解消しておきます。
ステップ2:38℃前後のぬるま湯による徹底予洗い
熱湯は接着テープの粘着樹脂を軟化させる原因になります。ややぬるめの38℃前後に設定したシャワーを使い、頭皮全体を1分半以上かけてしっかりと湿らせます。この予洗いで皮脂汚れの約70%は落ちるため、シャンプーの過剰使用を防ぐことができます。
ステップ3:手元での泡立てと「シール接着面の洗い方コツ」
シャンプーの原液を直接頭頂部やシールの付いている根元につけるのは絶対に避けてください。手のひらでしっかり泡立ててから、頭皮全体に乗せます。シールの接着部分に対しては、指を横にゴシゴシ滑らせるのではなく、指の腹を頭皮に固定し、頭皮だけを垂直に揉みほぐすようにジグザグと動かすのが最大のコツです。シールとシールの隙間に指を差し込み、接着面そのものを摩擦しないよう意識してください。
ステップ4:毛先のみに塗布するトリートメントワーク
シャンプーを完全にすすいだ後、シールエクステ専用トリートメントや集中補修ヘアマスクを塗布します。この際、「接着面から5cm以上離れた中間から毛先のみ」に馴染ませるのが厳格なルールです。根元付近にトリートメントが付着すると即座に油分が粘着面を侵食するため、毛束を手に取って毛先中心に揉み込み、ぬめりが完全になくなるまで丁寧に洗い流します。