トヨタ産業技術記念館で食事を語る上で外せない中核施設が、館内レストラン「ブリックエイジ(BRICK AGE)」です。大正時代に建設された旧豊田自動紡織本社工場の赤レンガを生かした開放感あふれる空間は、天井が高く落ち着いた照明が施され、単なるミュージアム併設食堂の域を遥かに超えた格式を感じさせます。
その高いクオリティを支えているのが、老舗「ホテルオークラ」の系列会社であるオークラエンタープライズによる運営です。提供される料理はいずれも王道のホテルクオリティを忠実に再現しており、多くの美食家や地元リピーターを惹きつけています。
2026年現在のランチメニューにおいて不動の人気を誇るのが、「デミグラスハンバーグランチ」と「じっくり煮込んだ特製ビーフシチュー」です。特にデミグラスソースは数日間かけてフォンドボーを煮詰めた深いコクがあり、口当たりの柔らかい牛肉と見事な調和を見せています。また、名古屋名物を取り入れた「特大エビフライランチ」や、トヨタの歴史にちなんだ企画ランチ、季節のパスタランチなどもラインナップされており、価格帯もおおむね1,500円〜2,800円前後と、ホテル仕込みの味としては極めてコストパフォーマンスが高い設定です。